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ゲスト卓話 活動報告

【ゲスト卓話】弁護士の仕事とDV支援のいま:山形の現場から見えること

【卓話】弁護士の仕事とDV支援のいま:山形の現場から見えること

開催日 2026年9月17日

講師 弁護士 青柳 紀子 氏(山形中央RC会員)

概要
「弁護士=裁判」というイメージを持たれがちですが、実際の業務は契約書作成、各種相談、自治体での委員会活動など多岐にわたります。本卓話では、2007年(平成19年)より山形市内で活動されている当クラブ(山形中央RC)会員の青柳紀子弁護士より、多角化する弁護士の仕事と、近年相談が増加している家庭内暴力(DV)被害への支援や保護命令の実務についてお話しいただきました。

弁護士の仕事は「裁判」だけではない(業務の多角化)

裁判・調停にとどまらず、地域の課題に寄り添う様々な業務を担っています。

· 裁判・調停対応:法廷での立証・証人尋問や、家庭裁判所での調停代理。

· 相談業務:事務所面談のほか、各市町村や社協(社会福祉協議会)等への出張相談。

· 法的手続き支援:破産・再生手続や破産管財人、高齢者・障がい者の後見・財産管理。

DV支援の現状と保護命令の実務(山形の現場から)

近年、山形県内でも相談件数が増加しているDV(家庭内暴力)問題について、青柳弁護士の現場での経験を踏まえた実務ポイントをお話しいただきました。

· 増える相談と被害の実態:
身体的暴力だけでなく、精神的暴力(暴言、生活費を渡さないなどの経済的DVなど)も含め、多様化する被害への早期対応が求められています。

· 保護命令手続きの実務:
被害者の安全を確保するため、裁判所に対して「被害者への接近禁止命令」や「退去命令」などを求める保護命令の手続きを実施・サポートします。
山形県内の現場における警察や行政(配偶者暴力相談支援センターなど)、支援団体との連携の重要性が語られました。

· 家事事件(離婚・面会交流等)における配慮:
DVが背景にある夫婦問題・離婚問題では、当事者同士の直接交渉は危険を伴うため、弁護士が代理人として間に入り、安全面を最優先に交渉・調停を進めます。