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会員卓話 活動報告

【会員卓話】私が社長になったわけ (有)寿屋漬物道場 代表取締役 渡辺暁史

卓話「私が社長になったわけ」
講師:(有)寿屋漬物道場 代表取締役 渡辺暁史

本日の卓話は、寿屋漬物道場の渡辺暁史さんにお願いしました。

寿屋漬物道場は従業員8名の漬物店です。山形・東根に伝わる漬物を、昔ながらの製法で漬けています。食品添加物を一切使わないのが一番のこだわりで、塩やてんさい糖、大豆と塩だけで造る醤油など、古くから使われてきた原料に限っています。看板商品の「茜姫」は、山形県漬物展示品評会で農林水産大臣賞を受けました。ほかの商品も各地のコンクールで受賞が続いていますが、渡辺さんは「どれも2位ばかり」と会場を笑わせていました。今年は、山形県工業技術センターがさくらんぼから取り出した乳酸菌を使い、酸味が特徴の新しいキムチを商品にしました。

渡辺さんは山形市生まれです。東京の専門学校を出てから、テレビの制作現場でドラマやバラエティ番組を手がけ、Uターン後も地元の制作会社で働きました。会社勤めは27年になります。「経営者には絶対にならない」と子どもの頃から決めていたそうですが、東根に移り住んで店の事情を知るうちに、店と従業員を守らなければと考えるようになり、入社を決めました。入社の直後にコロナ禍が始まり、その間に補助金や融資の手続き、業務に必要な資格の取得を一つずつ覚えたといいます。2023年に社長に就きました。

社長になってからは、年間休日を115日から126日に増やしました。現場で判断できることは社員に任せています。朝礼にはマンダラチャートを取り入れ、社員が毎週自分の目標を発表し合っています。「安心して働けて、毎日笑い声があり、人も商品も嘘をつかない会社に」という言葉で話を締めくくりました。